あなたの街のかかりつけ薬局を目指して
コエンザイムQ10は抗酸化作用、体の代謝を上げるということでダイエットなどにもてはやされていますね。
ですからいろんなメーカーさんが競ってサプリメントを作っていますが、メーカーによって含有量がいろいろ違うのはご存知ですか?
有名メーカー製品中のコエンザイムQ10の含有量を調べてみると1日あたり5~100mgとかなり差があります。
そもそもコエンザイムQ10は強心作用を期待された医薬品でした。(今も使われていますが)
そこでの使用量は1日あたり30mgまでです。
薬としてお医者さんが指示した量より、誰でも自由に飲む可能性があるサプリメントの量の方が多いというのはおかしいと思いませんか?
そこで厚生労働省がサプリメントとして長期で飲む場合の安全な量を調べようと試みました。
結果、明確な答えが出ませんでしたが、30mgまでが適当と目安がつけられました。
加えて、それ以上を含む製品では有害なことが起きた場合、それはメーカー責任になるかわりに含有量の設定はメーカーの自由にされました。
メーカー側は業界にある目安(1日300mgまで:根拠の出所は不明)にのっとって製品を作っているようですが、あるメーカーに話を聞くと厚生労働省の30mgまでという通知自体を知らないとの回答でした。(これはまずいと思います。)
多量に摂ることで即座にひどい副作用が現れるという可能性が高いものではないでしょうが、未知なるものへの警戒は怠ってはいけないと思います。
研究が進むにつれて評価がひっくり返ったβ-カロテンサプリメントのように。(これは後に)
ちなみに、多めの服用で運動失調を起こす脳の病気に対し効果があったというヒト研究データはありますが、痩せたとか、ガンが予防できたというようなデータは今のところありませんのであしからず。
血圧降下剤の効果を増強する働きに関しては、可能性があるので一緒に使うときは注意が必要です。