あなたの街のかかりつけ薬局を目指して
以前お話した、「ヒアルロン酸」が効くのか?の続きです。
実際、飲むことで痛みを和らげる効果がありそうだといわれるものはSAMe(アミノ酸の1種)、コンドロイチン硫酸、グルコサミン硫酸塩・塩酸塩などが挙げられます。
それ以外の成分、キャッツクローなど炎症を抑えるハーブ類が効く可能性はまだまだきっちりと証明されていません。(あくまでヒアルロン酸は注射でのみ効果の可能性が考えられています)。
SAMeやグルコサミン硫酸塩は残念ながら国内では一般売りされていません。
コンドロイチン硫酸はイブプロフェンやアスピリンなど既存の医療用痛み止めの効果を手助けすることができると考えられています。
グルコサミン塩酸塩は国内では「グルコサミン」として売られており、グルコサミン硫酸塩より証拠は少ないものの有効な可能性があると考えられています。
コンドロイチン硫酸もグルコサミン塩酸塩も国外では1000㎎前後で効果を試されていますが、一緒に使えばより痛み止めに有効か否かはこれまた賛否両論です。
効果がはっきりとした「数値」で現れず、痛みという個人個人で違う「感覚」で捉えられるため、ある成分を飲むという行為自体で効果を感じてしまうことがあります。(プラセボ効果)
こういった意味ではテレビCMなどで「効果がある」と言われて信じてしまった時点で効果が出てくるのかもしれません。
よって、あとは安心して飲める成分かどうかが大事になるでしょう。
既に痛み止めなどの医療用薬品を飲まれている方が上乗せでこういったサプリメント・健康食品を飲まれる場合は特に医師や薬剤師に相談してください。
関節痛健康食品によく配合されているハーブ(キャッツクローなど)は医療用薬品の効果の程を変えてしまう可能性がありますから。
ただ私見として、医療用痛み止め成分(イブプロフェンなど)とは全く違う成分ですので、それで効果不十分というならば2、3ヶ月をめどにコンドロイチン硫酸やグルコサミンを医療用薬品と併用試してみるのもいいかもしれないと思います。(医師や薬剤師に相談の上で)
しつこいですが、効くかもしれないのは関節の「痛み」であって関節の組織が再生し正常に近づくということは証明されていません。