あなたの街のかかりつけ薬局を目指して
phyto color(ファイト・カラー)、今まさにテレビで放映されている野菜飲料CMで耳にする言葉ですが、何でしょうか?
「野菜の色の力」はとは何でしょうか?
これらの答えは「カラーコード」という考え方にあると思われます。今や、βカロテンや食物繊維などの栄養素をサプリメントなどで単独で摂っても、がん予防に十分な効果が出ないことは常識になりつつあります。
しかしながら、サプリメント大国であるアメリカではサプリメントで必要量の栄養素を摂るものの、野菜や果物を食べる量が減ったため、それに関連するようにがんの発生率が高まりました。
そこでアメリカのがん研究機関では、野菜・果物の摂取量を増やすために、1日あたり5~9皿の野菜・果物を摂るように呼びかけを始めました。
具体的にどんなものを、どのくらいの種類・・・という時に、簡単に考えられるように「色」を目印(カラーコード)にするように勧めています。
赤色のトマト、オレンジ色のニンジン、緑色のブロッコリーなどがありますが、サラダバーなどで野菜を拾うときに確かに、色で野菜の種類を考えると便利です。
この植物の「色」は単に目印であるだけでなく、働きを持っています。
植物の色のもとになっている植物性化学物質はすべて抗酸化作用を持っています。
トマトのリコピン、ニンジンのβカロテン、ブドウのアントシアニンが有色の植物性化学物質の有名どころです。
例えばリコピンは抗酸化作用に加えて、一部のがん細胞の増殖を抑える働きが認められています。
このように、有色の植物性化学物質は抗酸化作用を含めて、それぞれ様々な働きで発がんを抑える、動脈硬化を抑えるなどといわれています。
ですから単一の野菜を摂っておけば十分というわけではないのです。
メーカーさんも言われていましたが、野菜飲料だけを飲んでいればいいわけでなく、がん予防以外のためにも、ほかにも野菜・果物をしっかり摂りましょう。(1日400~600g)
なお、タマネギやゴマのように色のない~うすい野菜にも抗酸化作用物質がありますから、そういう意味でも摂る意味がないわけではありません。