あなたの街のかかりつけ薬局を目指して
歳末企画~海外の薬局・薬事情
ちょっと前(2年ほど)にイタリアに行ってきたときのこばなしです。
イタリアの町の薬局はどんなものでしょう?

長時間のバス・水上移動に備えて、JTB添乗員さんのすすめで「トラベルガム」というものを買いに行きました。(フィレンツェ)

イタリアの「薬局」は「ファルマチィア」と呼びます。
緑の十字の看板です。
日本と同じく、イタリアの薬局でも歯ブラシや化粧品や健康食品は棚に並べて売られているようですが、薬関係は客の手に届かないようになっているようです。
イタリアン薬剤師は、いかにもイタリアンというような、面長でおでこの広い天然パーマの中年男性でした。
そんな彼に現地語で攻められても困るので、添乗員さんに書いてもらった「乗り物に酔わないようにする薬」とイタリア語で書かれたメモを手にしのばせながら、「travel gum, please?」と話しかけてみました。
何のことはない、普通に英語が通じるようです、トラベルガムを出してくれました。
そのあと、私は薬剤師であると自己紹介すると、これが本場の軽さなのか、陽気に話をしてくれました。
薬局に来たついでに記念品でも買おうと思い、どこの国でもメジャーであろうアスピリン(バファリンの中の解熱鎮痛成分)製剤を見せてくれと頼みました。
すると、いろいろな種類の商品が引き出しから出てきました。
即効性を売りにしたもの、ビタミンCが入ったもの、水無しで飲めるもの(口腔内崩壊錠)と日本では見たこともないアスピリンが売られています。

上が酔い止めの「トラベルガム」です。
本当にガムです。
日本でも使われている主成分で、珍しいものではありません。
ただ味は悪くないが、なぜガムにしたのか・・・。
下が超有名ブランド:バイエルの「アスピリン」です。
バファリンのような「やさしさ」(胃の副作用予防成分)は入ってないようです。
そんなトラベルガムと持ち前の運で、青の洞窟(カプリ島)に入ることができました。

(続く)ついでにカプリ島風景
