あなたの街のかかりつけ薬局を目指して
海外から輸入した健康食品(サプリメント)は、たとえ外国語で書いてあっても、成分表示をよく見ておかないといけません。
日本では薬成分とみなして、健康食品やサプリメントとして使ってはダメという成分でも、海外では許されていて配合されていることがあるのです。
これは日本と海外でそもそも成分を規制する法律が違うからです。
(単純に日本と海外の法律両方に違反して、医薬品成分をこっそり入れているケースもありますが)
日本の規制は、効果よりも、とりあえずどんな人が飲んでも有害なことが少ないことを重視している印象を受けます。
一方、サプリメント先進国であるアメリカでは法を守りつつも、効果の現れやすい成分を積極的に使っています。
例えばホルモンがあります。
睡眠リズムにかかわるメラトニン、筋肉の発達をうながす働きのあるステロイドホルモン;デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、ドロスタノロンなどがあります。
(ステロイドホルモンサプリメントの危険性はまた後々に)
サプリメントを個人で輸入した場合は、日本の法律に照らし合わされていませんから、キチンと何が入っているものか自分で確認していないと、思わぬ成分を摂取していたことに後で気付くことになります。
健康被害があっても自己責任です。
また日本で製品をつくっている(日本の法律の規制がかかった)健康食品会社に思わせて、実は個人輸入の手伝いをしてくれているだけ(輸入代行)の会社もあるので油断なりません。
病院で医師の勧めてくれるサプリメントでも、医師の個人輸入したものであるというケースもあり、これも商品の品質を医師が保証してくれているわけではありません。
輸入したサプリメントの中にステロイドホルモンが入っていたために、思わぬドーピング違反という結果になってしまった悲劇が最近報じられました。
成分表示や説明書などは必ず十分に読んでから、サプリメントは摂取しましょう。
不明点は私どもNRか、ドーピング専門薬剤師にご相談ください。