こやま薬局・けしごやま薬局 コラム <高尿酸血症・痛風> どんな病気?違いとは?
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2017/05/16

<高尿酸血症・痛風> どんな病気?違いとは?

「高尿酸血症」「痛風」は中年以降の男性に多いとされていましたが、若い男性にも多く
なっています。

尿酸値が高いと診断されているのに放置していませんか?
「若いから大丈夫!」、「症状がないから大丈夫!」じゃすまなくなります。
「元気」であっても「健康」ではない状態だという事を理解しておきましょう。


高尿酸血症って?痛風って?>
さて、この2つの違いはなんでしょうか。
まず、
血液中の尿酸量が多い状態を高尿酸血症と言います。
痛風の予備軍とも言える状態です。


体内でこの
尿酸が増えすぎると、尿酸が針状の結晶となって関節などに沈着して
炎症(痛風発作と言います)が起こります。この病気が痛風です。


痛風発作は、よく足の親指の付け根などに起こります。


尿酸プリン体
ではそもそも高尿酸血症や痛風の原因である尿酸とは何でしょうか。
尿酸を語る上で欠かせないものがプリン体です。


プリン体とは細胞にある核の成分の一つでとても重要なものです。
このプリン体は、
  ・食品から摂取したり
  ・体内で作られたり   して体に取り入れています。

体に取り入れられた
プリン体は必要に応じて体内で使われ
そして体に不要となったプリン体は分解されます。

プリン体を分解してできたものが尿酸です。



水分量が少ない乾物や干物、珍味はプリン体が多い傾向です



 <尿酸の体内バランス>
尿酸は一定量、体内で保持されて不要な分は主に尿や便と一緒に排泄されます。
 ・体内で作られた尿酸
  ・体内に保持される尿酸
  ・排泄される尿酸
はそれぞれが多くなりすぎないよう量を調節してバランスをとっています。


ところが、高尿酸血症の人ではこのバランスが崩れています。
尿酸が作られすぎたり、また排泄されにくくなった結果、体内の尿酸が多くなって
しまうのです。


高尿酸血症では症状はありませんが、放置すると痛風、さらには糖尿病や高血圧、
動脈硬化、腎障害などの疾患へと発展していきます。
ですので、症状がない早いうちにしっかり治療する事が重要なのです。


治療は薬物療法・食事療法・運動療法が基本です。
食事については、次でご紹介しますので、参考にして下さい。

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