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2016/08/09

高尿酸血症・痛風の食事

「高尿酸血症」「痛風」は中年以降の男性に多いとされていましたが、若い男性にも多くなっています。

尿酸値が高いと診断されているのに放置していませんか?

「若いから大丈夫!」、「症状がないから大丈夫!」じゃすまなくなります。
「元気」であっても「健康」ではない状態だという事を理解しておきましょう。
 

高尿酸血症って?痛風って?


血液中の尿酸量が多い状態を高尿酸血症と言います。
痛風の予備軍とも言える状態です。

体内で尿酸が増えすぎると、尿酸が針状の結晶となって関節などに沈着して炎症(痛風発作と言います)が起こります。
この病気が痛風です。

尿酸とプリン体 ではそもそも高尿酸血症や痛風の原因である尿酸とは何でしょうか。

尿酸を語る上で欠かせないものがプリン体です。

まず、プリン体について簡単にお話ししましょう。
プリン体とは細胞にある核の成分の一つでとても重要なものです。
このプリン体は、食品から摂取したり、体内で作られたりして体に取り入れています。
体に取り入れられたプリン体は必要に応じて体内で使われ、そして体に不要となったプリン体は分解されます。
プリン体を分解してできたものが尿酸です。
 

尿酸の体内バランス


尿酸は、一定量体内で保持されて不要な分は主に尿や便と一緒に排泄されます。
体内で作られた尿酸と、体内に保持される尿酸、そして排泄される尿酸はそれぞれが多くなりすぎないよう量を調節してバランスをとっています。

ところが、高尿酸血症の人ではこのバランスが崩れています。
尿酸が作られすぎたり、また排泄されにくくなった結果、体内の尿酸が多くなってしまうのです。
高尿酸血症では症状はありませんが、放置すると痛風、さらには糖尿病や高血圧、動脈硬化、腎障害などの疾患へと発展していきます。
ですので、症状がない早いうちにしっかり治療する事が重要なのです。

治療は薬物療法・食事療法・運動療法が基本です。

食事についてご紹介しますので、参考にして下さい。
食事対策 ・肥満気味であれば減量の努力を!  
肥満の人ほど血中の尿酸が上がる傾向にあります。
体重を徐々に減らすことで尿酸値も下がりますので、肥満気味の人はまず減量を始めてみましょう!
肥満の指標に使われるBMIは25以上が肥満という判定になります。
BMI(体格指数)による肥満の判定

現体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) =あなたのBMI  
 

注意!   


急激な減量はかえって尿酸を増やしてしまう事があります。

1か月に1~2kgの減量を目安にしましょう!
 

食生活が乱れていれば改善を!  


食事時間が不規則、朝食は軽めで夕食にこってり料理、手が空けば何かを食べている、1日2食、早食い、寝る前の飲食、外食が多いなど食生活に問題があれば改善が必要です。

またその内容も重要!肉類や油っこい料理、お酒のつまみなどが多ければカロリーやプリン体が気になるところです。
野菜や海藻、きのこなどを取り入れたバランスの良い食事を心がけることが大事です。
食生活の改善は臨機応変に行う事が長続きのポイント! 特別に何か新たな事を始める必要はありません。

自分の出来る範囲で出来ることから始めましょう!

例えばこんなパターンでは・・・

①昼食がほぼ毎日外食   
・夕食は主食・主菜・副菜を揃えて多品目のおかずを食べるようにしてみてはいかがですか?   
・外食は単品ものだけでなく、時には定食を選んでみましょう。   
・カロリーの多いものを選んだ時には、夕食はあっさりしたものにしましょう。

②朝食の欠食   
・欠食は×。食べやすいものでいいので、何か食べましょう!ただし菓子パンやお菓子は好ましくありません。おにぎりやバナナ、ヨーグルトなど食べやすいものを選んでください。

③時間がなくいつも早食い   
・毎食ゆっくり食事したいところですが、夕食や休みの日などゆとりを持てる食事はゆっくり食事をするようにしてみてはいかがですか?

④揚げ物など、こってり料理が多い   
・揚物は衣を薄くしたり、具材を低カロリーのものに変えたり、油を変えるのも一つの方法です。   
・週1回まで、など回数を決めておくこともよい方法です。
・油っこい料理や脂質の多いお菓子を食べすぎない。  
 油を多く使っているメニューや脂の多い食品をたくさん食べていると、体重増加につながります。
 それだけでなく脂質の摂りすぎは尿酸の排泄を邪魔するので、体内に尿酸がたまりやすくなります。 
 和食のように脂質をあまり使わないメニューも取り入れましょう!
 食事だけでなくお菓子に含まれている脂質にも注意しましょう。

 

痛風が気になる方のメニュー

「カレイのピリ辛スープ煮」(1人分:200 kcal)管理栄養士が考えた高尿酸血症や痛風が気になる方のへのオリジナルレシピを青江店で配布しております。食事相談もお受けしておりますので、お気軽に栄養士にご相談ください。

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