2016/09/02
骨粗しょう症を予防しましょう
骨粗しょう症は、女性は男性の3倍、80歳代では女性のほぼ半数、男性の2~3割が罹患していると推定されています。 骨粗しょう症の予防には、子供の頃からきちんと栄養(特にカルシウム)を摂り、最大骨量を高くすることが重要です。また骨量が減少しはじめてからも、生活習慣を改善することで、骨量の減少を緩やかにすることが可能です。
骨粗しょう症の予防法
1.カルシウム、ビタミンD、ビタミンK、たんぱく質などの栄養素を中心にバランスのよい食事をとりましょう。特に乳製品、大豆製品、魚、緑黄色野菜、海草、きのこ類がおすすめです。 カルシウム 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)小魚、干しえび ミネラル 野菜、海草 ビタミンD きのこ類、魚、レバー、卵 大豆製品 豆腐、納豆、豆乳
2.塩分を減らしましょう。 尿にカルシウムが出て行ってしまいます。
3.スナック菓子や、保存料の多い加工食品などは避けましょう。リンが多すぎるので、カルシウムの吸収を妨げ、骨を溶かすホルモンが出てきてしまいます。
4.禁煙しましょう。
5.アルコールは1日1合までに。
6.日光に15分当たりましょう。ビタミンDが皮膚で合成されるのに必要です。
7.自分にあった運動を習慣的に行いましょう。 散歩、ジョギング、太極拳、ゲートボール、エアロビクス、ストレッチ、ダンベルなどがよいでしょう。