取り組みについて
災害⽀援
東⽇本⼤震災、熊本地震、⻄⽇本豪⾬など、⼤規模災害時には薬剤師を派遣して⽀援を⾏ってきました。岡⼭県災害薬事コーディネーターも在籍しています。災害時には普段使⽤している医薬品がすぐに⼿に⼊らないこともあります。普段の薬の使い⽅をしっかり記録している薬局の役割は⼤切です。災害時に臨機応変に対応するための知識と経験をお伝えすることができます。また、災害時に必要になる⾮常⾷や携帯トイレなどの販売も⾏なっています。
薬学⽣実務実習受け⼊れ
毎年、⼤学薬学部の実務実習⽣を受け⼊れしています。薬局薬剤師の役割をしっかり知って、経験してもらっています。薬局の機能・法的規制など国家試験に直結することを学ぶだけでなく、薬局でどのように患者さんとコミュニケーションをとって、⽣活に関わっているのかを実際に経験してもらい、就職先を考える上での経験にしてもらえたらと思っています。
岡⼭市ワクチン集団接種⽀援
岡⼭市ワクチン集団接種へ延べ116⼈の薬剤師が⽀援に⼊りました（2022年12月時点）。ワクチン集団⽀援の開始時は、接種対象者に対し医療従事者の⽀援が⾜りず、災害にも近いと思われる状況でした。この⾮常事態に薬剤師としてできることを⽀援するのは、国家資格者として必要なことと考え、積極的に⽀援を⾏いました。また、このような⽀援に協⼒したいと思う社員が多く在籍しています。
コロナ検査事業
岡⼭県新型コロナウイルス感染症無料検査事業を全店舗で実施しています。感染不安を覚える⽅への対応は、地域に根ざした薬局として⾏うべき役割だと考えています。当然、検査を⾏うだけでなく、感染症予防の正しい知識を提供するなど、相談にも随時対応しています。検査事業の要件に当てはまらない場合もあるため、まずはしっかり相談を受け、必要に応じて医療⽤抗原定性検査キットの販売も⾏なうことで地域に貢献しています。
ＩＴの導⼊
患者さまに準備した医薬品に間違いがないかを確認する監査機器を全店に導⼊しています。患者さまに必要な情報をすぐにご提供できるよう、スタッフ全員が社内タブレット端末を利⽤し、最新の情報を共有、コミュニケーションを円滑にとっています。kakariという患者さまと薬局をつなぐAPPを利⽤し、服薬中の困りごとや、副作⽤の確認等をチャットなどでコミュニケーションが取ることができます。
健康教室
こやま薬局グループでは健康増進活動の⼀環として、健康に関する講演会や相談を無料で⾏っています。地域の⽅に向けて薬局内だけでなく、公⺠館などの施設へ出張し、健康教室を⾏っています。薬の知識、病気の予防や治療、医療制度など、健康増進に関するさまざまな内容の講演会を⾏っています。過去にはお薬の飲み⽅講座、フレイルチェック、お薬⼿帳の活⽤⽅法、花粉症などの講演を⾏い、いずれも⼤盛況でした。
在宅サービス
地域医療への貢献を⽬指して、ニーズが⾼まる在宅医療に取り組んでいます。住み慣れた地域で⾃分らしい暮らしを最期まで続けられるよう、地域の包括的⽀援・サービス提供体制（地域包括ケアシステム）の中で多職種と連携して薬局の役割を果たしていきます。無菌調剤室を設置し、⼈⽣の終末期、がん性疼痛などの緩和に対応できる体制を整えています。
